■チャットレディは確定申告が必要ですか?
チャットレディーを本職にしている場合で、年間38万円以上を稼いだ方は、確定申告する義務があります。38万円は、国が法律で定めている基礎免除額の範囲で、38万円以上の収入(経費・所得控除を差し引いた金額)があると、管轄の税務署へ申告する形となります。
基本的に、チャットレディーのお仕事は、雇用ではなく「業務委託」という形態をとっています。つまり、ライブチャットでは雇ってないから、「自分で税金を払いに行ってね」というのが、業務委託の意味です。
ちなみに、新しく銀行のキャッシュカードやクレジットカードを作る際は、職場をライブチャットの運営会社ではなく、自宅として届け出します(チャトレ以外の仕事をしていない場合)。他の会社で勤め先がある場合は、良心的な雇用先であれば、一緒に税金を納めてくれるケースもあるようです。
確定申告の日程ですが、例えば2009年度の今年の所得が38万円以上あれば、2010年2月16日から3月15日までに申告、納税します。申告する先は、住民税を支払っている所管の税務署になります。もし仮に、確定申告せず、それが発覚した場合には、追徴課税で、税金をさらに多く支払わなければなりませんので、十分に注意してください。(※特に所得が多い方は申告しましょう。)
最後に、青色申告と白色申告についてですが、青色申告は、企業や収入の多い個人事業主が節税の目的で「青色」申告するため、大半のチャットレさんは、「白色」で問題ありません。ただし、経費が多かったり、節税をしないと損だと感じるほどの収入がある方は、青色申告をおススメします。
いずれにしても、青色は「収支の帳簿」をつけたり、レシートを保管しておく必要があるので、面倒な点もあります。分からないことがあれば、事前に税務署の相談窓口で、詳しい説明を聞いておきましょう。
■チャトレの副業が、会社にばれずに済む方法とは
基本的に100%ばれない方法はありません。それでも、極力、会社に副職をばれないようするには、『給与所得以外の住民税の徴収方法』の記入欄で「普通徴収」にチェックする方法があります。
普通徴収に丸を付ければ、会社に税金の請求がいく際、「住民税の多い」部分が比較的ばれずに済みます。税金の支払額が多ければ、当然、企業から「今年は、君だけ多いな!」ということになりますから、十分、注意してください。
ともあれ、絶対にバレないという方法はありませんので、不安な方は、税務署へ相談に行きましょう。税務署では、意外と親切に教えてくれます。
※確定申告の内容において、当方では、一切責任を負うことはできません。あらかじめ、ご了承ください。